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個人ができることって / 環境対策

1.節水を心がける

水がわたしたちのもとに届くまでには、多くのエネルギーが使われています。

そのため水を使いすぎると、それだけエネルギーが無駄になっていることになるのです。

シャワーをこまめに止めたり、できるだけまとめて洗濯したりすることで、水の使用量を減らせます。

また、節水シャワーなど、簡単に水の使用量を減らせるアイテムを利用するのも有効でしょう。

節水は少し意識するだけで取り組めますので、ぜひ今日から実践してみてください。

2.電気をこまめに消す

電気をこまめに消すなど、ちょっとした心掛けで無駄なエネルギーを使わずに済み、地球の環境保全に貢献できます。日本は火力発電への依存度が高く、電気の多くが化石燃料由来です

電気をつくるために必要な石炭や天然ガスなどの燃料は限られた資源です。世界にはいまだに電気を使えない地域がたくさんあります。誰もが電気を使えるように、エネルギーの無駄使いを減らしましょう。

3.自家用車の代わりに公共交通機関を利用する

自家用車は便利ですが、現在主流となっている車の多くが、ガソリンを燃料として使っています。

ガソリンのもとである石油は「化石燃料」と言われ、大昔に存在していたプランクトンなどが長い年月をかけて変化してできたものであり、量に限りがあります。

また化石燃料を燃やすと、二酸化炭素が発生し、地球温暖化の原因になってしまうのです。

そこで外出時におすすめしたいのが、自家用車の代わりに公共交通機関を利用することです。

電車やバスなどの公共交通機関は、一度にたくさんの人を運ぶことができます。

そのため、一人当たりの温室効果ガスの排出量が少なくなるのです。

自家用車を使わなくても良いときは、ぜひ公共交通機関を利用するようにしましょう。

4.ランチに弁当を持参する

現在、日本ではたくさんの食品が廃棄されています。自分でお弁当をつくるのは大変ですが、冷蔵庫に残っている食材や余ったおかずを詰めるだけなら手間を省け、食品ロスの削減に繋がります。お弁当箱を使えば、余計なゴミも出ません。節約や健康づくりに役立つのもうれしいメリットです。

5.冷暖房を適切な温度に設定する

節電をしながらも人が過ごしやすく感じる室温の目安は、夏期が28℃、冬期が20℃とされています。誤解されがちですが、これはエアコンの設定温度ではありません。体感温度は人によって異なるため、無理のない範囲で室内温度を管理しましょう

フィルターをこまめに掃除する、扇風機を併用するなど、エアコンを効果的につかう工夫をすることも大切です。

6.不用品はリサイクルに出す

日本では大量生産・大量消費・大量廃棄により、毎日大量のゴミが出てきます。不用品を単に捨てるのではなく、リサイクルやリユースに回して、ゴミを減らす工夫をしましょう。

7.世界の紛争や平和に関する記事を読む

世界平和を実現するためには、まずは現状を知ることが大切です。残念ながら、世界では今この瞬間も戦争や紛争などの危機にさらされている人々がいますニュースや時事問題などに関心を持ち「世界で今、どんなことが起こっているのか」をよく理解しましょう。

8買い物の仕方を見直す

買い物をする際は、マイバックを持参しましょう。

レジ袋などのプラスチック製品は、製造するときやごみとして燃やすときに、二酸化炭素が排出されます。

マイバックを使ってレジ袋の使用量が減れば、プラスチックごみ問題や地球温暖化の解決につながります。

また、詰め替え製品を利用することも大切です。

プラスチック製の容器も、レジ袋と同じく、焼却するときに温室効果ガスが排出されます。

食器用洗剤や衣類用洗剤、シャンプーなどは、毎回ボトルに入ったものを買うのではなく、詰め替え製品を購入しましょう。

そうすることで、プラスチックごみの削減に貢献できます。

袋や容器だけでなく、食材の購入にも気を配ることで、環境問題への対策が行えます。

現在、本来は食べられるのに捨てられる食品「フードロス」の量がとても多くなっています。

環境省によれば、日本で年間600万トンものフードロスが出ているのが現状です。(平成30年)